日経平均株価は週明け後に51902円を割れると、46000円まで下げ余地が出てくる
〇日経平均株価は、週明け後の価格が51902円を維持するかが焦点


図表01、02は、日経平均株価の4月の値動きを示しています。
図表01は、4月の月足が陽線引けしたときの最安値をつけた日付と営業日、4月の月足が陰線引けしたときの最高値をつけた日付と営業日です。
月足が陽線引けするときも、陰線引けするときも、だいたい1~3営業日程度で月の最安値、最高値をつけて、月末までその地点を抜けずに推移していることがわかります。
月初からすぐに上昇、下降の流れへ入っていることが多いのですが、月中で最高値、最安値をつけているときもあります。
図表02は、月中で月間の最安値、最高値をつける場合、どのような動き方になっているかを示しています。
図表02の左側は、月足が陽線引けしたときの値動きのパターン、右側が、月足が陰線引けしたときの値動きのパターンです。
月足が陽線引けするときは、月初からすんなりと上昇するか、月初にいったん下げた後、上昇していることが多くなっています。
当たり前ですが、上がったり、下げったりするときは、4月が一定のレンジ内で推移しています。
月初に価格が上昇する場合、その年の4月は、「月初の安値が4月の最安値になって、上昇し、月足が陽線引けする」、「数日間上昇した後、戻り高値をつけて、月初の安値を割れると、そのまま下げて月足が陰線引けする」、「4月が横ばいに推移する」という3通りに絞られるということになります。
本年4月は、4月1日の始値51959円から2日の高値54258円まで2299円幅の上げを経過しています。
4月の月足が陽線引けする展開になるなら、今後は、4月1日の安値51902円を維持して、上値を試す動きになる公算です。
51902円を割れる場合は、「4月の月足が陰線引けする展開となる」、または、「3月31日の安値50558円から3月11日の高値55745円のレンジでのもちあいの動きになる(過去のパターンからは、もちあいの動きになることはあまりない)」かのどちらかの展開になる可能性が大きくなります。
〇日経平均株価は4月中に押し目をつける動きになる公算
前回、3月の月足が陰線引けする場合、「4月の月足が陰線引けするか否かにかかわらず、4月の安値が押し目になって、その後、値幅のともなった反発を経過する」という過去の経験則を紹介しました。
この見方が正しければ、本年4月は、「3月31日の安値50558円前後が押し目底になって、4月の月足が陽線引けする展開になる」、または、「4月中に現在の下げの終点をつける展開になる」という2通りのパターンに絞られます。
図表03は、日経平均株価日足と4月の想定できる展開になります。
前述した4月の値動きの経験則を考慮すると、4月中に価格が上昇して、上値を試す流れになる場合、目先は、51902円を維持して、上昇を開始すると考えられます。
目先の価格が51902円を割れる場合、その後は、50558円を割れて、下降の流れへ入る可能性が大きくなります。
弱気の展開になる場合、2月26日以降の下げは、4月中に5つの波のパターンを形成し、下値の目安へ到達すると考えられます。
具体的には、50558円を割れた後、3波目の下げを経過して、その後、2波と同程度の4波の反発調整場面となった後、最終段階の5波の下げ場面となって、4月下旬に2月26日以降の下げの終点をつける展開になります。
15~20営業日程度で、3波、4波、5波を経過する必要があるので、目先は、勢いの強い下げの流れを経過して、一気に3波の下値の目安まで下げる展開になる公算です。
3波の下値の目安は、3月9日~10日と同程度の値幅(4338円幅)の反発があっても、3月9日の安値51407円を超えられない地点(47069円)よりもかなり下になります。
少なくとも46000円を割れる程度の値位置が考えられます。
週明け後、一段安となって、51902円を割れると、目先は、一本調子に46000円以下へ下げる動きになる可能性が出てきます。
