日経平均株価は、本年が弱気に推移するなら、大発会後、すぐに上値を抑えらえる公算
〇NYダウは、週明け後、すぐに上値を抑えられるかが焦点


図表01は、日経平均株価とNYダウの1月の月足が陽線、陰線で引けたときの最高値、最安値の出現場所を示しています。
2025年12月17日の記事では、「日経平均の1月の月足が陰線引けした20回中、14回が、3営業日以内で1月の最高値をつけて、下降を開始している」と紹介しました。
日経平均は、1月に価格が下げる場合、月初から下げの流れを作る傾向があると考えられます。
図表01を見ると、同様の傾向がNYダウにも見られます。
NYダウは、1990年から2025年までの36年間で、月足が陰線引けしている年が17回あります。
その中で、1~3営業日の範囲で1月の最高値をつけた年が10回あり、月初から下げていることがわかります。
月初から下げない場合でも、日経平均よりもはっきりとした特徴があらわれています。
4営業日から17営業日に1月の最高値をつけた年が7回ありますが、これらの年は、ほとんどが月初から上昇して、一気に1月の最高値をつけた後、下降を開始するパターンになっています。
価格がいったん下げて、押し目をつけた後、月初の高値を若干だけこえて、すぐに上値を抑えられるような、ジグザグの値動きになっていません(このような値動きがあらわれるなら、月足が陽線引けする展開になると見ておくことができます)。
図表02は、NYダウ日足です。
NYダウは、年明け後、1月2日に12月18日の安値47849ドルを維持する格好で下値を支えられて、反発しています。
目先の価格が下げて、1月2日の安値47853ドルを割れると、チャートでは、上値、下値を切り下げる弱気パターンを作ります。
そうなると、12月12日の高値48886ドルが戻り高値となって、12月12日以降は、4月以降の上げ幅全体の調整局面へ入っている可能性が出てきます。
1月2日の反発は、下値堅さを示す動きとなったことで、今後の強弱の判断のポイントを明確にしています。
前述した1月に価格が下げる場合の値動きのパターンと、1月2日に示した下値堅さを考慮すると、1月の月足が陰線引けする場合、週明け後、すぐに上値を抑えられて、1月2日の安値47853ドルを割れる動きになると考えられます(目先の価格が上昇するなら、下値堅さが強調されるからです)。
週明け後の価格が上昇して、12月12日の高値48886ドルを超える動きになる場合、1月が強気に推移して、月足が陽線引けする展開になるという見方が有力になります。
〇日経平均株価は51127円を前に上値を抑えられるかが焦点

図表03は、日経平均株価日足と、今後の想定できる展開です。
11月5日以降が下降途中の中段もちあいなら、目先の価格が12月12日の高値51127円を超えられずに下げる展開になると考えられます。
1月は、月足が陰線引けする場合、月初に1月の最高値をつけて、下降を開始する傾向があります。
NYダウの状況とあわせて推測すると、本年1月の日経平均は、価格が下げる場合、5日、または6日に51127円以下の地点で上値を抑えられて、下降を開始すると考えられます。
12月30日の225先物が上昇しているため、年明け後の日経平均は、上放れて始まる公算です。
今後の価格が下げるなら、5日は、価格が上昇せず、すぐに上値を抑えられる動きになるはずです。
5日以降に価格が上昇して、51127円を超える展開になるなら、本年1月は、横ばいに推移するか、堅調な展開になる可能性が出てきます。