日経平均株価は2025年4月以降の上昇を終了する準備に入っている公算
〇NYダウは週明け後の価格が下げると、46000ドル以下を目指す可能性が出てくる

図表01は、NYダウ日足です。
NYダウの1月以降の値動きから推測できる今後の展開は、「2月27日の安値48678ドルが押し目になって、徐々に下値を切り上げる動きを経過して、上昇を開始するパターン」、「昨年11月12日~20日と同程度の値幅の調整(2703ドル幅、47809ドルが下値の目安)を経過した後、下値堅さを確認する作業へ入るパターン」、「昨年10月14日の安値45452ドル前後まで一本調子に下げるパターン」の3通りが考えられます。
週明け後の価格が48678ドルを維持して反発すると、その後は、2月10日の高値50512ドル以上を目指す準備の動きへ入る公算です。
週明け後の価格が48678ドルを割れると、その後は、47809ドル、または45452ドル前後まで下げる可能性が出てきます。
2月27日は、一時的にせよ、2月23日の安値48731ドルを割れて、上値、下値を切り下げる弱気パターンを作っています。
これまでの上げ方と比較すると、今後の価格が上昇を開始して、50512ドルを超える動きになる場合、27日は、48731ドルを維持して上昇を開始していたと推測できます。
この点を考慮すると、(イラン情勢にかかわらず)目先は、下値を試す流れを継続するという見方の方の優先順位を高く見ておく場面だと言えます。
2月10日以降の下降の仕方から、下値の目安を推測すると、今後の下げは、(2月26日の高値49815ドルから2月23日の安値48731ドルを引いた差(1084ドル幅)を48731ドルから引いた地点)47647ドルを大きく下回る地点を目指す動きになると考えられます。
ジグザグに下値を切り下げて、日柄をかけてはっきりとした弱気の流れを作り、下降の流れに入るので、目先の下げは、中途半端な値位置で止まりにくいと推測できます。
その点を考慮すると、週明け後、48678ドルを割れるなら、その後は、45452ドルを目指す流れになるという見方が有力になります。
〇日経平均株価は、週明け後の価格が下げると、55000円以下を試す展開へ

図表02は、日経平均株価週足です。
2020年以降の上昇局面は、2020年3月19日に押し目をつけた後、上昇が勢いづいています。
その流れは、2021年2月16日に戻り高値をつけた後、終息して、2022年まで、日柄の長い調整局面へ入っています。
2023年3月16日に上昇を開始した後は、それまでのもちあいレンジを抜けて、はっきりとした上昇の流れへ入っています。
この上げは、比較的日柄の長い調整を含めて、2024年3月22日まで上昇し、3月22日の高値が戻り高値になって、終息しています(2024年7月に高値を更新していますが、3月の高値が意識されている動きと見ることができます)。
2020年以降の上昇は、前年の3月頃からはっきりとした上昇を開始して、翌年2月、3月まで続き、終息しています。
過去の値動きを参考にするなら、2025年4月7日から始まる現在の上昇は、本年2月、3月に終息すると見ることができます。
図表02は、日経平均株価日足と目先の予想線です。
日経平均株価は、2月24日以降、極端に勢いの強い上げ場面へ入っています。
目先、勢いが終息した時点で、11月4日の高値52636円から11月19日の安値48235円までの下げ幅(4401円幅)の調整場面(または、4月からの上げ幅全体の修正局面)へ入ると考えられます。
調整を終了した後、3月、4月に再上昇を開始して、戻り高値を超える動きとなっても、2020年以降の上昇パターンを繰り返すなら、目先つける戻り高値を超えても、すぐに上値を抑えられる動きになるはずです。
現在が極端に勢いの強い上昇の流れを継続しているなら、2月19日~20日と同程度の下げ幅となる前週末の安値58924円が押し目になって、週明け後、再び、極端に勢いの強い上げ場面へ入る公算です。
週明け後の価格が下げて、58130円を割れると、その後は、4401円幅の調整場面(54931円)へ入る可能性が大きくなります。
目先、58130円を割れる動きは、大勢の天井をつける動きか、大勢の天井型を作る作業へ入る動きになる可能性があります。
