日経平均株価は下降を開始なら3月までに48235円目指す公算
〇日経平均株価は2月に弱気なら月初から下げる公算
昨年2月9日の記事では、2月に1月の安値を下抜いた場合、「ほとんどの年で2月の月足が陰線引けしている」、「ほとんどの年で、2月が月末まで下降の流れを継続しているか、上値重く推移している」、「1月の安値を2月に割れていて、2月の高値から安値までの値幅が1000円幅以上ある場合、下げの流れが3月頃まで継続している」という値動きのパターンを紹介しました。
その他には、2月に1月の安値を割れている年は、月初から下げの流れを作り、一気に1月の安値を割れる動きになっていることが多くなっています。
2月に1月の安値割れた年は、「1990年●、1992年●、1995年●、1996年●、2001年●、2002年〇、2004年〇、2009年●、2010年●、2014年〇、2016年●、2018年●、2020年●、2022年●」です。
「●」は、2月の月足が陰線引け、「〇」は2月の月足が陽線引けした年です。
2月に1月の安値を割れた14年中、11回は、2月の月足が陰線引けしています。
1990年は、1月に大きく下げた後、1月中旬頃に押し目をつけて、下降途中の一時的な反発を2月6日まで継続して、その後、再び大幅な下げ場面へ入っています。
1992年も、1990年とほぼ同じ展開です。
1月中旬から値を戻して、2月7日に下降途中の一時的な反発の終点をつけた後、再び積極的な下げの流れへ入っています。
1995年は、下降途中の一時的な反発の終点を2月1日につけて、その後、積極的な下げの流れへ入っています。
1996年は、2月が上昇途中の調整場面となって、1月の安値を割れています。
1月から2月にかけて、上昇途中のもちあいの動きがあらわれて、1月の安値を割れた後、3月中儒に押し目をつけて、再上昇を開始しています。
2001年は、1月からの下げの流れを継続する格好で、2月が月初から下げの流れを作っています。
2002年は、1月からの下げの流れを継続して、2月6日まで、一気に価格が下げた後、押し目をつけて上昇を開始しています。
2004年は、2002年と同様、1月からの下げの流れの終点を2月10日につけて、上昇を開始しています。
2009年は、1990年、1992年とほぼ同じ展開です。
1月下旬から値を戻して、2月9日に下降途中の一時的な反発の終点をつけた後、再び積極的な下げの流れへ入っています。
2010年は、2002年、2004年と同様、1月からの下げの流れの終点を2月9日につけて、上昇を開始しています。
2014年は、2002年、2004年、2010年と同様、1月からの下げの流れの終点を2月5日につけて、上昇を開始しています。
2016年は、1990年、1992年、2009年と同様、1月中旬から値を戻して、2月1日に下降途中の一時的な反発の終点をつけた後、再び積極的な下げの流れへ入っています。
2018年は、1月中旬に戻り高値をつけた後の下げの流れを2月まで継続しています。
2020年は、前年12月から2月まで、高値圏でもみあいの動きを経過した後、2月6日にもちあいの終点をつけて、下降を開始しています。
2022年は、1月下旬からの下降途中の反発が2月10日に終わり、その後、積極的な下げの流れへ入っています。
2月に1月の安値を割れる場合、2月の展開には、「1月からの下げの流れを継続する格好で、月初から下げるパターン」、「1月中旬頃からの下降途中の一時的な反発の終点を2月上旬につけて、下降を開始するパターン」、「1月からの下げの流れを2月上旬まで継続して、2月上旬に押し目をつけるパターン」の3通りが見られます。
1月中旬からの反発調を継続する格好になるとき、2月上旬に上値を試す動きがあらわれますが、たいていの場合、2月が月初から下げる展開となっています。
〇日経平均株価は週明け後に上値抑えられるかが焦点

図表01は、日経平均株価日足と、2月の想定できる展開です。
本年1月の最安値は、1月5日の50995円になります。
前週末の終値は、53322円なので、1月の安値を割れるまで、2000円幅以上の値幅が残されています。
過去の値動きのパターンを考慮すると、本年2月が1月の安値50995円を割れる場合、2月上旬に上値を抑えられて、下降を開始した後、3月まで継続する下降局面になると推測できます。
1月からの下げを2月上旬、中旬まで継続して、2月中に押し目をつけて、上昇を開始する展開にはならないと考えられます。
過去の値動きの経験則からは、今後の価格が下げる場合の展開が、図中の赤に実線の1つのパターンに絞られています。
赤の実線以外の展開になる場合、2月に下値堅く推移した後に上昇するか、2月から上昇の流れを作るかのどちらかの展開になる公算です。
弱気の展開になる場合、下げなければいけない値幅が大きいため、2月は、1月29日の高値53742円を超えることなく、下降を開始する公算です。
1月21日の安値52194円を割れて、弱気の流れを示した後は、3月頃まで、はっきりとした下げの流れを作る可能性が大きくなります。
週明け後、すぐに上昇を開始して、1月29日の高値53742円を超えると、本年2月が下値堅い動きとなって、4月、6月へ向けた上昇の流れを作るという見方が有力になります。
週明け後、価格が上値重く推移するか、上昇するかによって、昨年4月以降の上昇の流れが続いているのかが見えてきます。