日経平均株価は週明け後に一段安なら、51000円まで一気に下げる可能性が出てくる
〇ドル・円相場は、159.45円が当面の強い抵抗になる公算も

図表01は、ドル・円相場の9月から2月までの値動きです。
ドル・円相場は、年末へ向けて一定の流れを作ることが多く、その流れが12月、1月に止まり、その後、価格が反転して、反対方向へ値幅の伴った動きになるパターンがよくあらわれています。
図表01での年末へ向けた動きのスタート地点は、9月以降に年末へ向けた流れができた地点からの計測になります。
9月から10月まで円高に推移して、10月以降、年末へ向けて円安が始まるなら、10月の安値をスタート地点としています。
9月以前から年末まで円安の流れを継続しているなら、9月の安値をスタート地点としています。
12月から2月頃までの期間、一定の狭いレンジで円安、円高を繰り返している場合、横ばいと表記しています。
9月から一定の流れを作り、翌年2月頃まで円安、円高の流れが続いているなら(多少の振れは無視しています)、円高、円安継続と表記しています。
9月に向けた流れが止まった地点は、2月末までの最高値、最安値になります。
年末へ向けた流れが止まり、その後の価格が反転しますが、その際、2月末までの期間でつけた高値、安値が、図表01の中の反転後に2月末までにつけた安値、高値になります。
1997年から2024年までの期間では、年末へ向けた流れが12月、1月にいったん止まって、値幅のともなった反転の動きへ入っていることがわかります。
反転した日は、ほとんどが1月中です。
2月まで一定の流れが続き、値幅のともなった調整へ入った年は、2004年の一度しかありません。
図表02は、ドル・円相場日足です。
現在の円安は、本年4月から始まり、9月17日以降、円安がさらに勢いづいて、年末へ向けたはっきりとした円安の流れを作っています。
日銀が緩和から引き締めへと政策転換したことで、ドル・円相場は、2024年7月3日の高値161.35円が戻り高値となって、その後、160円が強力な壁となっています。
昨年9月以降に勢いづいた円安の流れは、今年の1月14日の高値159.45円まで継続する格好になっています。
1月14日は、160円を目前とした159.45円で上値を抑えられました。
14日以降は、16日までの期間で、上値、下値を切り下げる弱気パターンを作っています。
161.95円が超えられない壁になっているなら、(過去の値動きの経験則を考慮すれば)159.45円が昨年からの円安の終点となって、今後の価格が値幅のともなった円高の動きへ入ると考えられます。
一方で、目先、円安の流れを継続して、159.45円を超えるなら、161.95円が通過点であるであること示すサインとなって、当面、円安の流れを継続する可能性が出てきます。

〇日経平均株価は週明け後に勢いの強い下げの流れへ入る公算も

図表03は、日経平均株価日足と今後の想定できる展開です。
今後の価格が上昇を継続する場合(青の実線の展開)、2025年4月以降の上昇が全体で5つの波のパターンを作る動きになると考えられます。
その場合、現在の3波目の上げは、6月頃までに5波の終点をつける動きになる公算です(前週、1月12日の記事を参照)。
2月頃までの期間で3波目の上げが終了して、2月から3月にかけて、4波目の調整場面へ入り、3月以降、最終段階の5波目の上昇場面へ入る展開が考えられます。
目先はすぐに上昇を開始して、1月中に57000円程度に位置する公算です。
今後の価格が下げる場合、1月15日の高値54570円が戻り高値となって、2月、3月頃までの期間で、50000円の節目以下へ下げる展開になると考えられます。
前週末のNYダウが下げた流れを映して、週明け後の日経平均株価は、寄り付き値が下放れて始まる公算です。
強気の展開になるなら、目先は、すぐに押し目をつけて、上昇を開始するはずです。
弱気の展開になるなら、目先は、勢いの強い下げの流れへ入り、一気に1月8日の安値51052円程度まで下げる動きになると考えられます。
ドル・円相場の1月14日の高値159.45円が戻り高値となって、現在が円高の流れへ入っているなら、週明け後は、円高の流れに沿って、日経平均株価が勢いの強い下降を開始する公算です。